12345TOTAL
福山ジュニアベースボールクラブ300003
広谷H少年野球クラブ020024
涙のサヨナラ負け

1回表で相手チームの自責による3点先制。

しかし1回裏ですぐに2点かえされる。

1点リードのまま、4回が終わった。

 

1試合70分制。

4回裏が終わった時点でほぼ70分まで残り30秒切っていた。

うちのチームは誰もが

「よっしゃ!!!勝った!!!!」と思ったに違いない。

 

しかし勝利の女神はこちらに微笑んでくれなかった。

 

審判のチェンジの声が響いた。。。

5回目に突入したのだ。

 

しかたない。

 

「追加点とるぞぉーー!!」

 

しかし、追加点がとれないまま5回裏へ。

 

なんとしても1点を守りぬくぞーーー!!!

キャプテンこうたの声にみんなが叫ぶ。

 

おおーーーーーーーーーーーっ!!!!

 

気合を入れなおして、マウンドに駆け出した。

 

なんとしても、なんとしても。

応援席の母たちが祈るように見守っている。

 

2死1塁

 

カキーーーーン

 

センターオーバー。

 

わが外野手たち内野手たちもそのボールをあきらめずに追いかけていた。

 

 

ゲーーーーームセット!!!!!!

無情にも、バッターがホームベースを踏むのを待たずに試合終了の声が響き渡った。

 

 

 

 

6年生キャプテンこうたとゆうまの最後の公式戦は終わった。

 

今までどんだけぼろくそ負けしても、ぜんぜんへでもなさそうだったこの子達は、

マウンドに立った子、ベンチで応援していた子、みんながみんな

声を押し殺して涙を流していた・・・。

中には帽子で顔を隠して・・・。

 

勝ったと思ったのに・・・。

大好きな6年生たちともう公式戦に出られないんだ・・・。

 

きっとこの悔し涙のにがさを忘れない。

この悔し涙がきっと自分たちの力になる。

 

 

5年生野球少年のオカンは、目からも鼻からも水がとまらなかった

 

 

広谷H少年野球クラブさん、対戦ありがとうございました