今日で6年生たちと練習するのも最後。
次に引き継ぎ、最後のあいさつをする。
キャプテンこうた、胸がいっぱいで言葉につまる。
1年前の今頃ソフトボールチーム廃部によりジュニアに入団してきたこうた。
恥ずかしそうに入団あいさつをしていたのを思い出す。
次期キャプテンに任命され、
穏やかでやさしい口調で、みんなを引っ張っていく。
ポジションは、メインはピッチャー、そしてキャッチャー。
最後はファースト、サードも。
本当にみんなが「こうた!」「こうた!」ってついていってた。
うちの5年生は、「こうたと最後の練習まで1日たりとも無駄にしたくない~ >< 」
床に転がってじたばたしていた。
ありがとう。
ゆうまも、1年ちょっと前グランドの片隅で、お父さんとキャッチボールをしていたところを、
ジュニアたちが取り囲み、
「一緒に野球やろうやぁ」
それがいまや、ちょっぴり高めの、どこにいてもすぐにゆうまってわかる声を、
誰よりもたくさん出していた。
いつもにこにこ、まわりを盛り上げてくれてた。
ありがとう。
この先、野球から離れてしまうかもしれない。
この先人生につまづくことがあるかもしれない。
でも、想い出して。
赤いユニホーム着て、泥んこになりながら、みんなで一つになって、
きつい練習にも乗り越えられたことを・・・。
だから大丈夫。
ジュニアでの日々は、きっと人生の宝物になる。
いつでもグランドに来て。
また一緒に白球おっかけようぜ。
おにいさんになっても、おっちゃんになっても、何年たっても、仲間なんだから。
人の旅立ちの時のさみしさって、何歳になっても慣れないなぁ
・・・(号泣)
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立ち上がろうとする君に捧ぐ
君への応援歌 全力注ぐ
負けそうな時は思い出してよ
過ごした日々をこれまでの足跡
歩んで来た道に仲間がいて
忘れることはない
嬉しかった日
悔しかった日
共に泣いた日
共に笑った日
≪君に捧げる応援歌 歌詞より抜粋≫
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